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分子コンピューティング
2005年度開講

分子コンピューティング

分子コンピューティングは、計算機科学と化学・生物学の境界領域として勃興しつつある研究分野である。DNAを中心とした生体分子の化学反応により情報処理機構を実現するとともに、情報技術を駆使して生体分子の設計やその化学反応の制御を行うことを目標としている。本講義は、分子コンピューティングとその関連分野について解説することにより、計算機科学の化学・生物学への展開について眺望する。
講義一覧
第2回
分子コンピューティングの応用:計算論的ナノテクノロジーと構成的生物学 | 萩谷 昌己
第3回
分子コンピューティングに関連した様々な計算モデル | 萩谷 昌己

経営戦略
2006年度開講

経営戦略

経営戦略にかかわる諸問題について、実務面での問題の発生・認識とそれに対する学問的発展の関係をふまえながら、講義を進めていきます。

日本経済思想史
2004年度開講

日本経済思想史

経済学説史が学問としての経済学の理論の変遷を追いかけるのに対して、経済思想史は、人々の慣習や行動、制度の中に埋め込まれている考え方=「経済 観念」を明らかにすることを通して、経済学の分析の基礎となっている概念を相対化し、歴史的な分析=経済史学研究によりリアルな分析道具を提供することに よって歴史認識を豊富化させ、ひいては経済学そのものにも基礎的な考え方に見直しを求め得るという役割を担う。

現代日本経済史 Ⅱ
2004年度開講

現代日本経済史 Ⅱ

日本の近代史を「経済」という視点から描きなおす。現代日本経済史ⅡではⅠに続き、第二次世界大戦期の経済体制から始まり、戦後改革と戦後復興を経 て、高度経済成長に向かうまでの歴史を扱う。一国の経済活動とその状態は、そのときどきの社会情勢を大きく動かし、社会制度や政治をも変化させる大きな要 因となる。日本の近代史における、経済活動と社会・政治のダイナミズムの関係を振り返ってみよう。

現代日本経済史 I
2004年度開講

現代日本経済史 I

日本の近現代史を「経済」という視点から描きなおす。現代日本経済史Ⅰでは、日露戦争前から始まり、第一次大戦を経て、第二次大戦前までの歴史を扱 う。一国の経済活動とその状態は、そのときどきの社会情勢を大きく動かし、社会制度や政治をも変化させる大きな要因となる。日本の近現代史における、経済 活動と社会・政治のダイナミズムの関係を振り返ってみよう。

経営
2006年度開講

経営

この講義では、企業の経営・戦略・組織について全般的な解説を行った上で、経営・組織現象を意思決定プロセスの観点から理論的・実証的に説明するようなア プローチを紹介する。できるだけ、現実の日本企業に見られる具体的な諸現象を題材にして、経営学のトピックスを取り上げていく。
講義一覧
第1回
導入 (経営の再生、戦略の時代・組織の時代、組織モデルと意思決定の戦略) | 高橋 伸夫
第2回
多角化戦略 (会社の寿命、日米企業の多角化戦略、1960年代後半の合併・買収ブーム) | 高橋 伸夫
第6回
企業文化 (文化のもたらす差異、企業文化の発見、活性化と文化、バーナード再発見) | 高橋 伸夫
第7回
経営者の役割 (経営管理論の誕生、産業ならびに一般の管理、経営者の役割、経営することの意味) | 高橋 伸夫
第8回
戦略と組織 (経営戦略と組織、戦略と勝敗、戦略をもつことの意義) | 高橋 伸夫
第9回
企業・戦略の組織論 (システムとしての組織概念、プログラム、境界としての企業概念、テクニカル・コア、自己決定) | 高橋 伸夫
第10回
日本企業の意思決定原理 (意思決定原理、協調行動の進化、見通し、日本的経営論、ぬるま湯的体質、やり過ごし、管理者の仕事) | 高橋 伸夫

経営管理 II
2005年度開講

経営管理 II

経営管理Iでは、生産活動を製造企業の経営管理、競争力の源泉と管理・改善という観点から分析した。本講義の経営管理IIでは、さらに生産要素の管理・改 善、製品開発のプロセスと組織という観点で、経営管理Ⅰからの一貫した「生産活動を工程から製品への設計情報の転写とみなす」姿勢を貫く。

経営管理 I
2005年度開講

経営管理 I

本講義のメインテーマは、「もの造りの基本ロジック」の追求を通じた「競争力の維持・発展」である。製品開発や生産の諸活動が相互に連携しながら「競争 力」という一つの帰結に収斂する。そのための開発・生産の「トータル・システム」を競争力と結びつける糸として「広義の情報」と捉える。講義では一貫し て、生産活動を「工程から製品への設計情報の転写」とみなす姿勢を貫いている。 本講義ではそのような「行為の情報」概念を接着剤として「トータル・システム」と「競争力」を関連付けることをねらいとしている。

教育行財政学 II
2005年度開講

教育行財政学 II

日本の教育は現在、歴史的な転換点に立っていると言われており、教育行財政もその例外ではなく、大きな改革のときを迎えている。 一方で、教育行財政システムは戦後の歴史的な流れの中できわめて独特な形態を形成、保持してきた。そしてそれは、政府の政策決定のみならず、現場での学校経営、教員人事等にも強く影響を与えてきたのである。 「教育行財政学Ⅱ」では、近年の学校・教育改革と教育政策の展開や関連を具体的に考えながら、教育行政学の基本的事柄を学習することをねらいとしている。 ミクロな経営的視点から、学校経営や「開かれた学校」づくりの課題、「教師の教育権」問題と教職員の人事について論じる。 なお、前段の「教育行財政学Ⅰ」では、政府や自治体の政策的な視点から改革等を論じている。ご興味のある方は、「教育行財政学Ⅰ」をご覧下さい。

教育行財政学 I
2005年度開講

教育行財政学 I

日本の教育は現在、歴史的な転換点に立っていると言われており、教育行財政もその例外ではなく、大きな改革のときを迎えている。 一方で、教育行財政システムは戦後の歴史的な流れにおいてきわめて独特な形態を形成、保持してきた。近年の日本の教育問題やそれに対する改革について考える上で、教育行財政システムに関する視点は欠かせないだろう。 「教育行財政学Ⅰ」では、近年の教育改革と教育政策の展開を具体的に考えながら、教育行政学の基本的事柄を学習することをねらいとしている。マクロな政策的視点から、国と自治体の教育行財政システムや教育政策決定過程、また、近年の学校改革論議や改革課題について論じる。 なお、続く「教育行財政学Ⅱ」では、学校経営的な視点から改革等を論じている。ご興味のある方は、「教育行財政学Ⅱ」をご覧下さい。