現代日本を考える (学術俯瞰講義)
2016年度開講
コーディネータ・ナビゲータ:藤原帰一 私たちの多くは、いま日本に生きている。その日本という社会や国家をどのように考えればよいのか。幕末維新期や大戦直後のように、かつて諸外国との対比のなかで日本を考えるアプローチが広く行われた時代があった。だが学術の専門化が進むなか、日本研究そのものが独自の領域として立ち現れ、より焦点を絞った比較研究は広く行われる一方、諸外国との対比のなかで日本を考えるアプローチは衰えたように見える。東京大学では英語によって日本に関する基本的な知識を講義する国際総合日本学というコースを設けている。この学術俯瞰講義は、そのコース運営の経験をふまえ、対比のなかから日本を捉えることのできる第一級の研究者を集め、改めて比較の中から現代日本を考えることが目的である。