「地域」から世界を見ると?(学術俯瞰講義)
2015年度開講
コーディネータ 古田元夫(教養学部) ナビゲータ   谷垣真理子(教養学部)  陸から見れば、香港や沖縄は中国や日本の「辺境」としか感じられないかもしれません。しかし、海から見れば、香港も沖縄も東アジアと東南アジア、さらには世界を結ぶ一大ハブとしてうかびあがります。地域研究が対象とする地域は、かつての文明圏であったり、国家であったり、一国の中の地方であったり、その形は実に多様です。現在の世界では、グローバル化、地域統合が急速に進む一方で、ナショナリズムに代表される個性の主張も強まっています。問題の所在によっては、「地域」の枠組みをどのように設定するのか、けっして自明の理ではありません。言いかえれば、どのように地域を設定するのかによって、世界の見え方が変わってきます。今回の学術俯瞰講義では、多様な地域から見える多様な世界を取り上げます。