社会の形成-人間はいかに共生してきたか(学術俯瞰講義)
2006年度開講
現代社会は、国際化、情報化、少子高齢化など複雑な課題に直面しています。今後平和で豊かな社会を形成していくためには、こうした課題に取り組み解決していかなくてはなりません。 政治、経済、社会、歴史などを対象とする社会科学は、複雑な社会現象を解明し、課題を解決するための知識を蓄積してきました。そして、今日の先端的研究 は、社会における人間の行動や心理のメカニズムに関する多くの理論を生み出してきました。しかし、他方で、学問領域が細分化し、私たちが直面している現象 をトータルに理解することが難しくなっていることは否めません。 各学問領域の研究が、現実の社会現象を理解し、課題を解決する上でどのように役立つのか。そもそもそれぞれの学問が社会現象をどのように捉え、解明しよう としているのか。またこれまで社会における人間がどのように捉えられ、どのような理念に基づいて社会が形成されてきたのか。 こうした各学問領域の最先端の知識と現実の社会との結びつきを、これから多様な学問領域においてより高度な知識を学ぼうとしている学生諸君に対し、人類がいかに社会を形成し共生してきたかに焦点を当てて、わかりやすく解説するのがこの講義の目的です。