確率過程論(数理手法VI)

確率過程論(数理手法VI)

時間とともに変化する不確実な現象を記述し理解するには、確率過程論が重要な道具として用いられる。この講義では数理手法IVに続き、離散時間の確率過程論の講義を行った後、連続時間の確率過程の理論について講義を行う。また、ファイナンスへの応用として、ブラック・ショールズ・マートンによるオプション価格理論を扱う。
講義一覧

1. 数理手法Ⅳの復習

2. マルチンゲール収束定理

3. マルチンゲール中心極限定理

4. マルコフ連鎖の定義と基本的性質

5. マルコフ連鎖の有限次元分布とマルコフ性

6. 強マルコフ性と反射原理

7. ブラウン運動

8. 連続時間マルチンゲール

9. 任意停止定理と確率積分

10. 確率積分のマルチンゲール性と伊藤の公式

11. オプション価格理論

12. 確率微分方程式

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