こんにちは、OCWスタッフです。
9月になり、少しずつ過ごしやすい気候になってきました。
だいふくちゃんも秋を見つけにあちこちお散歩に出かけるようですよ🍂
さて、9月といえば中秋の名月。お月見の時期ですね。
空を見上げたくなる時期にちなみ、今月のテーマは「宇宙」です!
宇宙に関する講義はとてもたくさん公開されていますが、今回はその中で特に人気の先生方の講義についてご紹介していきたいと思います。
現在多くの講義が公開されている学術俯瞰講義ですが、その記念すべき第1回目の講義は…2005年に開講された「物質の科学 ‐その起源から応用まで」での小柴 昌俊先生特別講義「素粒子と宇宙」でした!
https://ocw.u-tokyo.ac.jp/lecture_2/
小柴先生のご講義はノーベル賞を受賞された素粒子のお話はもちろんですが、なぜ研究者になったのか、なぜ物理学の分野に進んだのか、という学生が進路を考える際にもとてもためになるお話をしてくださいました。
次に、2009年学術俯瞰講義「数学を創る-数学者達の挑戦」から坪井俊先生の「惑星の軌道を理解する」をご紹介します。
https://ocw.u-tokyo.ac.jp/lecture_767/
古代から暦を作ることが為政者にとって重要だったのは東洋も西洋も変わりませんでした。そのため天体を観測し、正しく読み解くことが求められたのですが…。
この講義では歴史上の天文学者や数学者たちがいかにして星の軌道を観察し、また計算によって惑星の面積を割り出したり、正しく星を理解していったのか、というお話になっています。
現在では、インターネットで検索すると月の面積や月までの距離、星の名前、いろんなことがすぐにわかりますが、それが当たり前となるまでの人々の研究を知ることのできる講義となっています。
最後にご紹介するのは、2013年学術俯瞰講義「物質の神秘 ― その生い立ちから私たちの未来まで」から村山斉先生の「宇宙誕生」です。
https://ocw.u-tokyo.ac.jp/lecture_1125/
私たちの住む地球のある宇宙がどのようにできたのか、そして宇宙はいつまで続いているのか、どこまで広がっているのか…ロマンがありますがスケールが大きすぎてなかなかわからないのでは?と思うような問いに、科学の力で迫ろうとする講義になっています。
ぜひOCWをご覧になったあとには、夜空を見上げてみてくださいね🌌