共に生きるための知恵(朝日講座「知の冒険—もっともっと考えたい、世界は謎に満ちている」2014年度講義)
2014年度開講

共に生きるための知恵(朝日講座「知の冒険—もっともっと考えたい、世界は謎に満ちている」2014年度講義)

自分をふり返ると、多くの人々そして様々な生物や無生物と関係を持ちながら生きているということに思い当たります。それは、ごく自然なことにも感じられますが、他方で相当な不安定さもはらんでいて、衝突や対立が起こる場合もあります。その不安定さを乗り越えようとする試行錯誤から人類が生みだしてきたのが、共に生きるための知恵ともいうべきものです。実は、様々な分野の学問は、その知恵を結晶させたものと見ることができるでしょう。この授業では、多様な学知を横断しながら、そのような努力の成果・到達点を確認しつつ、今なお残る困難さについて考えてみたいと思います。
講義一覧

共生の夢と困難さ

格差社会における共生のあり方

近代日本が「民法」と出会うとき

自然界にあふれる生物間共生

環境統治の時代―自然をめぐる国家と社会の共存

宗教の共存、宗教との共生

第6回
エジプトを生きてきたムスリムとキリスト教徒 | 大稔 哲也

“祖先の遺跡”は誰のものか?―文化財の保護と活用

人の輪に入るロボット

科学―その不確実さと、どうつきあうか

多主体協働共生のまちづくり

第10回
多主体協働共生のまちづくり | 小泉 秀樹

国際社会における共生の法

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