2004年度開講
ケアの社会学
ケアは介護、育児、介助等をふくむ広義の概念であり、自立できない個人を援助する行為をさす。だが、これまでケアは長い間、家族という私的領域のなかで見 えない労働とされてきた。少子高齢化のもとケアが焦点化するなかで、ケアは労働か、どんな労働か、だれが担うのか、それはなぜか、ケアを受ける側の権利と は何か等の今日的な門題を検討する。介護保険と支援費制度にも言及する。
講義一覧
第1回
イントロダクション／ケアとは何か？／ケアの倫理？
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上野 千鶴子
第2回
ケアワークとは何か？／ケアの問題化
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上野 千鶴子
第3回
家族介護とは何か／近代家族とケアの私事化
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上野 千鶴子
第4回
ケアの社会化と福祉国家・社会
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上野 千鶴子
第5回
「べてる」に学ぶ／当事者研究のススメ
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上野 千鶴子
第6回
比較福祉レジーム論のジェンダー批判
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上野 千鶴子
第7回
介護保険と地域福祉／官民共の協働
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上野 千鶴子
第8回
ケアワーカーとは誰か？
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上野 千鶴子
第9回
ケアする側の論理／ケアされる側の論理
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上野 千鶴子
第10回
当事者主権
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上野 千鶴子
第11回
介護保険の見直し
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上野 千鶴子
第12回
ケアの未来／脱家族化/老幼障の一元化
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上野 千鶴子
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