2026/01/14
2026年一発目!ということで、毎年恒例(例年は年末ですが)となっている、だいふくちゃん通信のアクセス数ランキングをお届けします!
本記事では、ランキング記事前編として、過去1年間(2024年12月〜2025年11月)に公開された20本の記事(特別版を除く)の中から、特にアクセス数が多かったものをランキング形式でご紹介して、昨年のだいふくちゃん通信を振り返りたいと思います。
また、ランキング記事後編では、今まで公開された全記事を対象とした2025年のアクセス数ランキングと、担当者のおすすめ記事をご紹介します。
それでは早速第5位から見ていきましょう!
(集計期間:2024年12月1日〜2025年11月30日)
第5位 【農業の環境負荷とのジレンマ】人口爆発に対応する食糧の増産方法とは(「栄養の循環と社会」藤原徹先生)
講義動画はこちらから:https://ocw.u-tokyo.ac.jp/lecture_1379/ コラムはこちらから:https://ocw.u-tokyo.ac.jp/daifuku25_2015a_gfk_fujiwara/
産業革命以降、世界人口の急速な増加に直面する中で、食糧の増産は常に避けて通れない課題の一つであり続けてきました。こちらの記事で紹介している講義では、植物栄養学や肥料学という観点で、これらの学問が食糧の増産をどのように支えてきたのかを、たくさんの写真や図を交えながら説明しています。また、記事・講義では化学肥料がもたらす環境負荷についても触れています。関係がない人はいないといえる「食」に関する問題。年末年始はたくさんのごちそうを食べたでしょうから、改めて食の問題に向き合ういいタイミングかもしれません。
第4位 私たちの言葉に潜むバイアスとは?—言語と社会の関係を見つめ直す(「言語とジェンダー」伊藤たかね先生)
講義動画はこちらから:https://ocw.u-tokyo.ac.jp/lecture_2332/ コラムはこちらから:https://ocw.u-tokyo.ac.jp/daifuku25_2022a_gender_itou/
記事冒頭の問いかけに、私は案の定、無意識のうちに”his”を選んでしまいました。私たちが日々使う言語に、ジェンダーやマイノリティなどに対するバイアスがどれだけ反映されているのかを学ぶことができるこちらの記事。言語という定性的な側面が強いテーマについて、ただ定性的に議論するのではなく、定量的・客観的に議論するための具体的な実験なども紹介しながら講義が展開されます。そのため、抽象的な話題が苦手!という(私のような)方にもおすすめです。
第3位 あなたの世界史観はどこから来た?歴史の多様な解釈を考える(「世界の世界史」羽田正先生)
講義動画はこちらから:https://ocw.u-tokyo.ac.jp/lecture_1080/ コラムはこちらから:https://ocw.u-tokyo.ac.jp/daifuku25_2012_gfk_haneda/
「歴史は暗記の教科?」「そもそもなんで歴史を学ぶの?」などと思ったことがある人は、少なくないかもしれません。日本における世界史といえば、各地域でいつ頃どんな出来事が起きたかについて学ぶイメージが強いです。しかし、それは日本だけなのかもしれません。記事・講義では、フランス、イラン、中国など、世界で学ばれている「世界史」について紹介しながら、歴史とは何か、なぜ歴史を学ぶのか、といった疑問について受講者と考えていきます。学校で今まさに歴史を学んでいる中高生はもちろん、大人になった私たちにも重要な示唆を与えてくれるこちらの記事が第3位になりました。
第2位 【マイケル・サンデルと自由主義】これからの「正義」と「善」の話をしよう(「法と道徳:同性愛を題材として」児玉聡先生)
講義動画はこちらから:https://ocw.u-tokyo.ac.jp/lecture_923/ コラムはこちらから:https://ocw.u-tokyo.ac.jp/daifuku25_2011_gfk_kodama/
マイケル・サンデル、あるいは世界中でベストセラーとなった著書の『これからの「正義」の話をしよう』と言えば、多くの人が一度は耳や目にしたことがあるのではないでしょうか?こちらの記事・講義では、そんなサンデルのリベラリズム批判を中心に話が展開されます。そもそもリベラリズムとは何なのか?法や道徳はどのようなものとされてきたのか?一見抽象的なテーマですが、具体的な例も交えながら説明されており、哲学・倫理学の入口としても楽しむことができます。2011年開講と14年も前の講義を再発掘したこちらの記事が、第2位となりました。
第1位 中国に今も息づく!?「中華」と「正統」の政治思想史(『「中華」の世界観と「正統」の歴史』杉山清彦先生)
講義動画はこちらから:https://ocw.u-tokyo.ac.jp/lecture_1087/ コラムはこちらから:https://ocw.u-tokyo.ac.jp/daifuku25_2012a_gfk_sugiyama/
「中華主義」とか「中華思想」とかよく聞きますけど、皆さんはどのようなイメージをお持ちですか。この記事、そして紹介している講義は、このような問いかけから始まります。日本と関係性が強く、連日メディア等で話題になる中国に根付いている思想はどのようなものなのでしょうか?どのような思想が、どのような経緯で発生し、今に続いているのか。それを理解する、あるいは理解しようとするだけでも、他者を理解する第一歩になるかもしれません。時代を問わず関心を集めるトピックであることに加え、最近の時事性も相まって、こちらの記事が2025年に公開されただいふくちゃん通信で、最多アクセスとなりました。既に読んでいただいた方も今だからこそ、再度読み直してみてはいかがでしょうか。
記事の執筆者(MSさん)から一言コメントをいただきました!
読んでくださった皆さん、スタッフの皆さん、どうもありがとうございました。講義が行われた2012年から13年が経った現在、日中関係がまた不穏になっていて、「中華思想」はやっぱり今も中国に息づいているのかも知れないなぁ、と思わされます。2026年が皆さんにとってより良い年になることを願うばかりです。
2026年もだいふくちゃん通信をよろしくお願いいたします
だいふくちゃん通信では、引き続き、UTokyo OCWで公開している、東京大学の講義・講演をご紹介し、東大で行われている研究や学問の魅力を多くの人に知ってもらうための記事を公開していきます。ぜひ、2026年もお楽しみください!
また、東大TVの動画をご紹介している「ぴぴりのイチ推し!」でもランキング記事をお届けしています。こちらもご覧ください。
そして、後編の公開もお楽しみに!
【2025年ランキング記事はこちら】【だいふくちゃん通信】2025年アクセス数ランキング!(この記事)【ぴぴりのイチ推し!】2025年アクセス数ランキング!(1月23日頃公開予定)【だいふくちゃん通信】2025年アクセス数総合ランキング&おすすめ3選!(1月30日頃公開予定)【ぴぴりのイチ推し!】2025年アクセス数総合ランキング&おすすめ3選!(2月上旬公開予定)
【過去のランキング記事はこちら】2024年だいふくちゃん通信アクセス数ランキング2024年ぴぴりのイチ推しアクセス数ランキング2023年だいふくちゃん通信アクセス数ランキング2022年だいふくちゃん通信アクセス数ランキング
<文/おおさわ(東京大学学生サポーター)>
●他の講義紹介記事はこちらから読むことができます。
本記事では、ランキング記事前編として、過去1年間(2024年12月〜2025年11月)に公開された20本の記事(特別版を除く)の中から、特にアクセス数が多かったものをランキング形式でご紹介して、昨年のだいふくちゃん通信を振り返りたいと思います。
また、ランキング記事後編では、今まで公開された全記事を対象とした2025年のアクセス数ランキングと、担当者のおすすめ記事をご紹介します。
それでは早速第5位から見ていきましょう!
(集計期間:2024年12月1日〜2025年11月30日)
第5位 【農業の環境負荷とのジレンマ】人口爆発に対応する食糧の増産方法とは(「栄養の循環と社会」藤原徹先生)
講義動画はこちらから:https://ocw.u-tokyo.ac.jp/lecture_1379/ コラムはこちらから:https://ocw.u-tokyo.ac.jp/daifuku25_2015a_gfk_fujiwara/
産業革命以降、世界人口の急速な増加に直面する中で、食糧の増産は常に避けて通れない課題の一つであり続けてきました。こちらの記事で紹介している講義では、植物栄養学や肥料学という観点で、これらの学問が食糧の増産をどのように支えてきたのかを、たくさんの写真や図を交えながら説明しています。また、記事・講義では化学肥料がもたらす環境負荷についても触れています。関係がない人はいないといえる「食」に関する問題。年末年始はたくさんのごちそうを食べたでしょうから、改めて食の問題に向き合ういいタイミングかもしれません。
第4位 私たちの言葉に潜むバイアスとは?—言語と社会の関係を見つめ直す(「言語とジェンダー」伊藤たかね先生)
講義動画はこちらから:https://ocw.u-tokyo.ac.jp/lecture_2332/ コラムはこちらから:https://ocw.u-tokyo.ac.jp/daifuku25_2022a_gender_itou/
記事冒頭の問いかけに、私は案の定、無意識のうちに”his”を選んでしまいました。私たちが日々使う言語に、ジェンダーやマイノリティなどに対するバイアスがどれだけ反映されているのかを学ぶことができるこちらの記事。言語という定性的な側面が強いテーマについて、ただ定性的に議論するのではなく、定量的・客観的に議論するための具体的な実験なども紹介しながら講義が展開されます。そのため、抽象的な話題が苦手!という(私のような)方にもおすすめです。
第3位 あなたの世界史観はどこから来た?歴史の多様な解釈を考える(「世界の世界史」羽田正先生)
講義動画はこちらから:https://ocw.u-tokyo.ac.jp/lecture_1080/ コラムはこちらから:https://ocw.u-tokyo.ac.jp/daifuku25_2012_gfk_haneda/
「歴史は暗記の教科?」「そもそもなんで歴史を学ぶの?」などと思ったことがある人は、少なくないかもしれません。日本における世界史といえば、各地域でいつ頃どんな出来事が起きたかについて学ぶイメージが強いです。しかし、それは日本だけなのかもしれません。記事・講義では、フランス、イラン、中国など、世界で学ばれている「世界史」について紹介しながら、歴史とは何か、なぜ歴史を学ぶのか、といった疑問について受講者と考えていきます。学校で今まさに歴史を学んでいる中高生はもちろん、大人になった私たちにも重要な示唆を与えてくれるこちらの記事が第3位になりました。
第2位 【マイケル・サンデルと自由主義】これからの「正義」と「善」の話をしよう(「法と道徳:同性愛を題材として」児玉聡先生)
講義動画はこちらから:https://ocw.u-tokyo.ac.jp/lecture_923/ コラムはこちらから:https://ocw.u-tokyo.ac.jp/daifuku25_2011_gfk_kodama/
マイケル・サンデル、あるいは世界中でベストセラーとなった著書の『これからの「正義」の話をしよう』と言えば、多くの人が一度は耳や目にしたことがあるのではないでしょうか?こちらの記事・講義では、そんなサンデルのリベラリズム批判を中心に話が展開されます。そもそもリベラリズムとは何なのか?法や道徳はどのようなものとされてきたのか?一見抽象的なテーマですが、具体的な例も交えながら説明されており、哲学・倫理学の入口としても楽しむことができます。2011年開講と14年も前の講義を再発掘したこちらの記事が、第2位となりました。
第1位 中国に今も息づく!?「中華」と「正統」の政治思想史(『「中華」の世界観と「正統」の歴史』杉山清彦先生)
講義動画はこちらから:https://ocw.u-tokyo.ac.jp/lecture_1087/ コラムはこちらから:https://ocw.u-tokyo.ac.jp/daifuku25_2012a_gfk_sugiyama/
「中華主義」とか「中華思想」とかよく聞きますけど、皆さんはどのようなイメージをお持ちですか。この記事、そして紹介している講義は、このような問いかけから始まります。日本と関係性が強く、連日メディア等で話題になる中国に根付いている思想はどのようなものなのでしょうか?どのような思想が、どのような経緯で発生し、今に続いているのか。それを理解する、あるいは理解しようとするだけでも、他者を理解する第一歩になるかもしれません。時代を問わず関心を集めるトピックであることに加え、最近の時事性も相まって、こちらの記事が2025年に公開されただいふくちゃん通信で、最多アクセスとなりました。既に読んでいただいた方も今だからこそ、再度読み直してみてはいかがでしょうか。
記事の執筆者(MSさん)から一言コメントをいただきました!
読んでくださった皆さん、スタッフの皆さん、どうもありがとうございました。講義が行われた2012年から13年が経った現在、日中関係がまた不穏になっていて、「中華思想」はやっぱり今も中国に息づいているのかも知れないなぁ、と思わされます。2026年が皆さんにとってより良い年になることを願うばかりです。
2026年もだいふくちゃん通信をよろしくお願いいたします
だいふくちゃん通信では、引き続き、UTokyo OCWで公開している、東京大学の講義・講演をご紹介し、東大で行われている研究や学問の魅力を多くの人に知ってもらうための記事を公開していきます。ぜひ、2026年もお楽しみください!
また、東大TVの動画をご紹介している「ぴぴりのイチ推し!」でもランキング記事をお届けしています。こちらもご覧ください。
そして、後編の公開もお楽しみに!
【2025年ランキング記事はこちら】【だいふくちゃん通信】2025年アクセス数ランキング!(この記事)【ぴぴりのイチ推し!】2025年アクセス数ランキング!(1月23日頃公開予定)【だいふくちゃん通信】2025年アクセス数総合ランキング&おすすめ3選!(1月30日頃公開予定)【ぴぴりのイチ推し!】2025年アクセス数総合ランキング&おすすめ3選!(2月上旬公開予定)
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<文/おおさわ(東京大学学生サポーター)>
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