これから大学で学びたいと思っている皆さんに、その入り口にぴったりな講義をご紹介します。もっと知りたい、学びたいと思ったら…MIMAサーチや授業カタログのボタンを押してみてください。そこには、もっとたくさんの講義があなたを待っています。

文系
笑って考える少子高齢社会 瀬地山 角
(高校生のための金曜特別講座)
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日本では近い将来、極端な高齢社会が到来することが予測されています。これはもう人口構造上、ほぼ不可避です。そしてそのときに、税金や社会保障という形で、たくさんの高齢者を支えることになるのは、今の若い人たち、つまりみなさんです。
 高齢社会の到来自体は回避のしようがありません。ただそのショックを少しでも和らげるためにはどうしたらいいのかについて、この回では女性と男性との関係(ジェンダー)に力点を置きながら解説していく予定です。
「企業戦士+専業主婦」という高度成長期の体制では、もうこの少子高齢社会を乗り切れないことを明らかにし、単なる学問としてだけでなく、みなさんの将来設計に直接参考になるような講義にしたいと思っています。
 ちなみに講義は関西弁で行われます。下手な漫才よりよっぽど笑えることを保証しますので、楽しみにしていてください!

憲法とは何か:憲法からみた国家 長谷部恭男
(「この国のかたち-日本の自己イメージ」学術俯瞰講義)
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国家は戦争をします。外交交渉をしたり、条約を結んだりします。国民から税金をとり、警察や司法などのサービスを提供し ます。国家とは何なのか、何のために、どのような範囲で行動すべきなのか。国家の行動を憲法でしばることにどのような意味があるのか。憲法学の観点から考えます。

市場を考える-ミクロ経済学入門:手袋を買いに-市場理論とは? 松井彰彦
(「「青い鳥」はいるか」学術俯瞰講義)
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2008年のリーマン・ショック以降、格差の拡大と相まって、市場の機能を疑問視する声が大きくなっている。しかし、市場はむしろ格差を縮める力を持っている。市場は見知らぬ人同士をつなげる場である。自由を生み、自立をもたらし、仲間内の馴れ合いを打破し、経済社会に新しい息吹きを与える市場の役割を考える。

いま生きている過去:21世紀初頭の歴史認識論争 三谷博
(「歴史とは何か」学術俯瞰講義)
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我々は日々、過去を再構成しながら生きている。我々のアイデンティティは個人的なものも、集合的なものも、過去と未来をつなぐものとして構成され、したがって生活の展開にともなって過去の位置づけも変わってゆく。しかし、我々はときに遠い過去の記憶に囚われ、悩まされることもある。21世紀の初頭に日本人が近隣の人々との間に経験した問題はその典型であった。この講義では、この東アジアの歴史認識論争について具体的な事実を紹介した後、その背後にある世界に普遍的なナショナリズムのダイナミックスを解明し、その上で、今ある「国民史」を超え、世界に新たな希望と秩序をもたらしうるような歴史記述の可能性を探究してみたい。

都市と政治-今、再びの首都・東京論:首都計画と市区改正-見える東京・創る東京 御厨 貴
(「変化する都市」学術俯瞰講義)
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日本の近代国家は、首都・東京にどう政治的に対応しようとしたのか。人と建築とのまじわり、都市空間の構成の仕方、時間のはかり方、それらすべてについて、明治・大正・昭和そして平成の今までをながめてみよう。

人類社会の将来:人間の安全保障-政策的展開 緒方 貞子
(「社会から見たサステナビリティ」学術俯瞰講義)
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グローバリゼーションの浸透とともに、ヒト、モノ、カネ、情報が活発に国境を越え、国家は人々が必要とする保護と安全を十分提供することができない時代となった。その中で、人々にフォーカスした安全保障、社会・経済開発の政策的展開を考える。

理系
放射線の科学:放射線物理学 鳥居寛之
(高校生のための金曜特別講座)
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放射線とは何なのか、その種類や性質、測定の単位などを解説したあと、自然界にもともと存在する身の回りの放射線について、ビデオ映像も使いながら分かりやすく説明する。ベクレル(放射能の単位)やシーベルト(放射線量の単位)、セシウム137(放射性物質=不安定原子核同位体の一種)といった言葉の意味が分かれば、むやみに放射線に対する不安にかられる必要もない。
 放射線は生体にどういう影響を与えうるのか。まずは物理学的に、物質との相互作用を考えてみよう。放射線がもつエネルギーは、我々の体を構成する原子内の電子の束縛エネルギーや分子の結合エネルギーより遥かに大きいので、放射線が通る軌道上の原子や分子を次々にイオン化する能力をもつ。
 細胞中のDNAに損傷を与える可能性もあるのだが、だからといってすぐに危険だということにはならない。
 講座を通して放射線を正しく理解するきっかけとしてほしい。

放射線とのつきあい方:放射線のリスクと防護の科学 飯本武志
(「物質の神秘-その生い立ちから私たちの未来まで」学術俯瞰講義)
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原子から放出される放射線。その正体を視覚的に捉えることからはじめ、リスクの表現方法(放射線の単位とその意味)を解説する。また人体影響の知見を整理し、安全基準の設定における基本的な考え方を論じる。

「宇宙になぜ我々が存在するのか:宇宙誕生 村山斉
(「物質の神秘」学術俯瞰講義)
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この学術俯瞰講義では宇宙から物質、生命、そしてsustainableな社会のビジョンまで見ていきます。その出発点として、そもそもこの宇宙にどうして我々が存在するのか、物質はどうして生まれ、星や銀河はどうして形作られたのかを考えてみましょう。実は原子よりも遥かに小さかった宇宙をマクロな大きさに引き延ばしたインフレーションと、その途中で生まれたミクロな揺らぎ、正体不明の暗黒物質、去年見つかったと思われるヒッグス粒子、そして恐らくはニュートリノの不思議な性質がなければ宇宙はのっぺらぼう、空っぽ、しかも無秩序だったのです。とはいえそれぞれまだ大きな謎を抱えています。今までどこまでわかっているのか、これからの研究計画、そして時間があれば宇宙の運命についてもお話します。

自然の理解を進めた光技術:光学と力学 井上 慎
(「光の科学−未来を照らす究極の技術とアイデア」学術俯瞰講義)
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技術の進展と学問の発展は不可分である。新しい技術が生まれるたびに、新しい現象が観測され、我々の自然の理解が進む。光学の発展が技術や他の学問にもたらした影響を解説するとともに、光の技術の代表例であるレーザーがどのように絶対零度の世界を可能にしたかについても紹介する。

生き物の設計図はつぎはぎだらけ 塚谷裕一
(「「かたち」と「はたらき」の生物進化」学術俯瞰講義)
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生き物はとても良くできていると言うけれど、偶然の積み重ねでできた結果はというと、実はこんなありさま。全13回の一連の講義を聴いたあとは、そういうふうに人に説明できるようになろう。そんな心構えについて、概略を説明し、全体の導入とする。

数学の魅力:素数の不思議 加藤和也
(「数理の世界」学術俯瞰講義)
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大自然が持つ神秘は、数の世界に凝縮して現れ、数の世界の神秘は、素数の世界に凝縮して現れるように思われる。素数のふしぎさをめぐって、類体論を始めとして深い研究がなされてきたことを紹介する。1994年のフェルマーの最終定理の証明や2006年の佐藤テイト予想の証明が、類体論のさらなる進展によってなされたことも説明する。

物質はどのように創られたのか:素粒子と宇宙 小柴 昌俊
(「物質の科学」学術俯瞰講義)
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大きなスケールを追い続ける宇宙物理学と、逆に小さなスケールを追い求める素粒子物理学は、結局、同じ目的である“万物の究極理論”に迫りつつある。すでに自然界のすべての元素が何処でどのように創られたかも解っている。第1回の講義では全般的なこと、特に「ニュートリノ」と呼ばれる素粒子がどんな役割をはたしているのかについて解説する。

文理融合
ネットのなかの東京大学 美馬秀樹
(「ネットとリアルのあいだ」学術俯瞰講義)
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各種辞書から百科辞典、新聞、雑誌や最新の論文に至るまで、ネット上でほとんど全てが検索、閲覧できる現在、インターネットは知の宝庫となりつつある。一方で、検索可能なサイトだけでも1億を超え、論文は毎月数万本のペースで増え続ける今、我々はどのように必要な知識、正しい知識を見つけ出し、習得すればよいのだろうか。本講義では、現在、東京大学で行われているネット上での教育リソースの提供と、その活用のためのプロジェクトをいくつか紹介し、ネットと大学、そして、ネットと教育の方向性について考えてみたい。

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