6月のおすすめ講義☔
2019/06/10

今年も梅雨の季節がやってきました☂

梅雨って、じめじめしていて洋服が乾きにくかったり髪の毛がまとまらなかったり苦手な方も多い季節ですよね。
でも、たまの晴れ間がとてもうれしい時期でもありますね!
クイズ番組で「出梅」を「つゆあけ」と呼んでいて、なんだか日本語のそういう響きがすてきだなぁと思いました(^^)
だいふくちゃんは雨でもやっぱりおさんぽが楽しみたいようで、新しいお友達もできたようですよ…?

さて、今月のテーマは「水」です。
雨や水に関する講義をいくつかご紹介いたします✨

まず、2007年学術俯瞰講義「エネルギーと地球環境」から住明正先生の「水惑星としての地球」です。
私たちの暮らす地球が、太陽系の中でも生物がすめる環境として絶妙な場所に位置しているということが言われていますが、この講義でも、太陽からの距離や地球の気候が惑星としてどのような性格・特徴を持っているか述べられます。
 

UTokyo OCWでは学術俯瞰講義・朝日講座以外にもたくさんの講義が公開されていることはご存知でしょうか?
「水の知最前線「水で生きる」
https://ocw.u-tokyo.ac.jp/course_11317/

「世界の水安全保障と日本の科学技術の貢献〜問題解決へ向けた「水の知」〜(2011年度)」
https://ocw.u-tokyo.ac.jp/course_11327/
地球温暖化や水の利用について、というテーマで開講されたこれらの講義は、学術俯瞰講義などとはまた違い、「水」について当時の最新の研究データに基づいてとことん掘り下げる講義となっています!

さて、「水」というテーマで触れるべき講義に震災・災害に関するものがあります。2015年学術俯瞰講義「「地域」から世界を見ると?」から西 芳実先生の「スマトラ大津波が繋いだ世界」をご紹介します。

https://ocw.u-tokyo.ac.jp/lecture_1344/

地域研究をご専門にされている西先生は、2004年スマトラ大津波をテーマに、津波による被害だけではなく、災害によってアジアが相互扶助という形でつながったり、同じく災害を受けた地域との交流がはじまったり、といった側面から講義をされています。 東日本大震災でもスマトラ大津波の経験者がお互いの経験を共有する場が設けられたそうで、もちろん災害は痛ましいものですし起こらないのが一番なのですが、次に何かが起こった場合に向けた取り組みも多く行われていることに気づかされます。

 

また、UTokyoOCWでは、2011年度朝日講座として「震災後、魂と風景の再生へ」をテーマに震災に関連した講義を公開しています。
https://ocw.u-tokyo.ac.jp/course_11350/

2011年度の秋開講だったこともあり、ボランティア経験のある学生もたくさん参加しての講義となりました。地震研究などの関係の深い先生はもちろん、いろいろな分野の先生方と学生が一緒に震災について考えています。