Global Focus on Knowledge
今日、学術の先端においては、旧来の学問領域の融合化により新たな学際領域が生まれるとともに、学問分野の細分化が進んできている。このようなダイナミックな学術の進展の結果として、ひとつひとつの先端学問分野が他の分野とどう繋がっていて、より広い学問領域の中でどのような位置にあるかを把握することが次第に難しくなってきている。
「学術俯瞰講義」は、このような背景のもとで、小宮山総長の発案により平成17年度冬学期から創設された1、2年生向けの講義である。初等中等教育において、入試を睨んだ“効率的な”学習を経て本学に入学してきた学生諸君は、ともすると学問に対して狭い視野しか持てず、教養学部前期課程における勉学の意義を十分に理解しないままに、漠然と学業に取り組んでいる者もみられる。
「学術俯瞰講義」は、効率的な学習に慣れてきた1、2年生が「知」の大きな体系や構造を見ることにより、自らが現在学んでいる授業科目の意義や位置付けを認識し、将来への展望を見出すことによって学びへの動機を高めることを目的としている。
本講義は、当該学術分野において世界的に著名な本学の教員数名が分担して担当する。
平成18年度以降も、各学期に2つの学術俯瞰講義を開講している。
【学術俯瞰講義ホームページ】 http://www.gfk.c.u-tokyo.ac.jp/